2019年11月18日号〔No.1601〕/今号16ページ
【溶接材料2019年度上半期(4月〜9月)国内需要量及び輸出入実績】
国内需要量14万1,417トン(前年度同期比7.7%増)総出荷量12万7,530トン(同6.4%増)通期の国内総需要量は29万2,180トン(前年度比6%増)と予想
(一社)溶接材料工業会調べによる'19年度上期(4〜9月)の溶接材料出荷実績及び輸出実績と、財務省貿易統計による溶接材料輸入実績が判明した。
[出荷実績]
溶接材料の総出荷量は12万7,530dで、前年度同期比6.4%増加した。
品種別に出荷実績を見ると、ガスシールド溶接用ソリッドワイヤ(以下、ソリッドワイヤ)が5万1,620d(同9.5%増)、被覆アーク溶接棒が1万4,090d(同4.8%増)、フラックス入りワイヤが4万4,373d(同7.5%増)、サブマージワイヤ・フラックスが1万6,171d(同3.4%減)、TIGワイヤ・その他が1,276d(同3.3%増)となっている。
最も需要量の多いソリッドワイヤは、鉄骨、自動車、建設機械、産業機械など幅広い分野で使われている。
最大の需要先である鉄骨業界を見ると、'18年の鉄骨需要量は最終的に約508万dであったのに対し、'19年度もほぼ同じ水準の509〜510万dと見込まれており、ほぼ前年度並みで推移する見通し。上期の鉄骨需要量は、工期の端境期だったこともあり、実需は若干前年度同期を下回ったと思われるが、9月には消費税増税前の駆込み需要もあり、上期の鉄骨向けの溶接材料の出荷量はほぼ前年度並みであったと思われる。(本文より)
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・叶_戸製鋼所 溶接事業部門マーケティングセンター
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ディーラー
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