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産業ガス新報

2019年7月29日号〔No.369〕

 

【ヘリウム特集】
国内のヘリウム需要は横ばい
海外で中国等のMRI向けを中心に堅調
ガスメーカーは将来を見据え、玉の確保を

 

 現在、日本だけでなく世界中でヘリウムの供給不足問題が深刻化している。
そもそも不燃性の希ガスであるヘリウムは、沸点が摂氏マイナス269℃と元素の中で最も低く、液体ヘリウムは絶対零度に近い温度まで冷却しても固体にならないため、医療用のMRI(核磁気共鳴画像法)装置や低温超伝導の冷却用として使用されてきた。またその一方でヘリウムガスは不活性であることや熱伝導率が高いなどの特長を活かし、光ファイバーケーブルの生産過程における雰囲気ガスや、基板の冷却用など半導体関連で多く使われ、さらにはプラント配管や自動車部品のリークテスト用、風船や変声ガスなど、様々な工業製品から身近な娯楽分野まで、実に多種多様な用途を有していた。
 ヘリウムガスは、▽水素の次に原子が小さく軽い▽不活性ガスで化学反応が起こりにくい――などといった特性を活かして、製造現場の雰囲気ガスとして使用されるウエイトが高い。'18年実績では、光ファイバーの製造工程への販売が19%。透明で均一なファイバーの生成には、不純物の少ない状況でガラスを焼成する必要があり、ヘリウムが焼成時の雰囲気ガスとして不可欠となっている。次に、シリコンウエハの製造工程で冷却用ガスとして用いられている半導体向けが18%。さらに、原子が小さく不活性であることから、気密性が必要な各種プラントの配管部品のリークテストや、ガスクロマトグラフィーのキャリアガスなどにも適用されている。リークテスト向けのヘリウムガスの販売量も、全体の18%を占めるに至っている。

(本文より)

 


 


・インタビュー
 ヘリウムの需給ギャップ解消に向けて
 ―岩谷産業
  産業ガス本部ヘリウムガス部長
  宮垣 尚民氏に聞く

 

 

 

 

 

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・所有者不明容器の公表
 高圧ガス保安協会
 中央容器管理委員会

 

 

 


 

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岩谷産業
産業ガス本部ヘリウムガス部長
宮垣 尚民氏
 
 
ヘリウム液化装置
(大陽日酸)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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