2019年5月6日号〔No.199〕
【最新溶射装置の市場動向】2018年度は航空機・自動車は堅調、半導体分野は踊り場に!2019年度も半導体は引き続き厳しい見通し
[溶射装置市場の動向]
2018年度の溶射装置市場は、依然として新型機の投入が順調な航空機業界、相変わらず堅調な自動車業界向けは好調に推移したものの、それまで活況を呈していた半導体業界が12月頃から明らかに踊り場を迎え、同業界向けの溶射装置需要は急速に冷え込んだ。
また、その他一般工業向け、ガスタービン向けは低位安定、防錆・防食分野向けは依然低水準ながら、若干上向いたというところ。
以上のような状況から、2018年度の溶射装置の出荷量は、2017年を若干下回る水準となった。
一方、2019年度の見通しについてだが、航空機関連、自動車関連については引き続き堅調。半導体は踊り場状態が続く見通しで、ガスタービンや一般工業も低位横ばい。防錆・防食は高速道路関連工事を中心に上向く見通し。
以上のような状況から、2019年度の溶射機器・装置市場は、前年度比2〜3%増と予想する。(本文より)
・溶射コーティングマシン「Surface One」」受注好調!/エリコンメテコジャパン
・「サスペンションプラズマ溶射(SPS)システム」好評!/ユテクジャパン
・Thermion社製アーク溶射システム好評!大容量・高効率溶射で大幅なコストダウンを実現/三興防蝕
・6月12日〜13日第109回全国講演大会開催!/日本溶射学会
・代表取締役の異動及び役員人事 /トーカロ
・インドネシアの関連会社を子会社化!/トーカロ
・アーク溶射ガンシステム「ARC145/S345(16)―CL」好評!澤村溶射センター
|