2019年4月15日号[No.201]
【最新自動ハンダ付装置特集】自動ハンダ付装置のニーズはエコ∞人手不足対応≠ェキーワード!ハンダ付ロボットシステムの普及が加速
実装業界における近年の最大の課題は、人手不足に伴う自動化、高速・高効率化への対応と、IoT化に伴うスマートファクトリー化への対応である。
実装ハンダ付における自動化の問題点としては、例えば自動車業界における「微細化・高信頼性」との両立、一方スマートフォン関連では、基板の薄型化・複雑形状化への対応との両立が求められている。
一方で、世界的な環境意識の高まりから、RoHS等環境規制による鉛フリー化、ハロゲン系活性化成分の制限への対策が進められている。
自動ハンダ付装置には、大きく分けてフローハンダ付装置、リフローハンダ付装置、そしてロボットハンダ付システムの3種類がある。
フローハンダ付装置は、自動化・無人化に適していないことや、ハンダ槽に大量の溶融ハンダを要するためランニングコストの負担が大きいこと、また溶融ハンダの酸化による廃棄量が多いことから、コスト面でのマイナス要因に加え、環境への配慮という点からも需要は縮小傾向となっており、将来的にはなくなるだろうと言われている。
(本文より)
・直交型ハンダ付プラットフォーム「GFシリーズ」ナノハンダ付ステーションハンダこてテスタ好評!/ジャパンユニックス
・2018年度('18年4月〜'19年3月)ハンダ付・ろう付関連特許出願公開状況集計
特許出願公開総件数は353件で前年度比82%増 同件数順位は、1位 タムラ製作所 2位 住友金属鉱山 3位 UACJ/パナソニックIPマネジメント 5位 千住金属工業
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