2019年8月19日号〔No.671〕
【短波長・短パルスレーザ特集】高出力化・スループットピコ・フェムト秒レーザの適用が拡大!
短波長レーザ及び短パルスレーザは、産業分野において様々な微細加工に適用されており、それぞれの加工特性によって使い分けられているが、近年の傾向としては、かつて短波長レーザが適用されていた加工分野において、ピコ・フェムト秒レーザに置き換わるケースが増えている。
以下、短波長・短パルスレーザのアプリケーションについてレポートする。
[短波長]
短波長レーザとしては、固体レーザ基本波=1064nmの2倍波=532nm(SHG・グリーン)、3倍波=355nm(THG・UV)、4倍波=266nm(FHG・DUV)などが産業分野で使われている。
2倍波=532nmのアプリケーションとしてはウエハマーキング、液晶ガラスパネルインナーマーキング、トリミング、セラミックスの微細穴あけ等が挙げられる。さらに銅溶接や銅線のろう付・ハンダ付等への適用も増加している。
UVレーザのアプリケーションとしては、サファイア基板スクライビング、シリコンウエハスクライビングなどが挙げられる。(本文より)
・UVフェムト秒レーザをはじめ産業・理化学向け新製品が多数登場!/コヒレント・ジャパン
・高出力フェムト・ピコ秒レーザ各種をラインアップ!/スペクトラ・フィジックス
・高スペック・高信頼性・低価格のピコ・フェムト秒パルスレーザ各種をラインアップ!/カンタム・ウシカタ
・短パルスレーザ微細加工装置ピコ・フェムト秒レーザエキシマレーザ発振器ラインアップ!/ビーム
・オールファイバーベース波長515/1030/1950nmのフェムト秒レーザ好評!/AkiTech LEO
【レーザ業界ニュース】
・2019年上半期('19年1月〜6月)レーザ関連特許出願公開状況集計、特許出願公開総件数は292件で前年同期比15.4%増 同件数順位は、1位ディスコ 2位アマダホールディングス 3位ファナック 4位住友電気工業、島津製作所
【『第24回北京エッセン溶接・切断フェア』会場インタビューレーザ加工機器有力企業の現状と展望を聞く!】
・コヒレント北京
・ハンズレーザー
・レイカス
【レーザ関連“特許出願公開速報”】2019年4月25日〜5月16日(公開分)
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