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検査&計測新報

2019年11月11日号〔No.478〕

【放射線透過試験(RT)特集】
放射線検査の市場は縮小傾向もデジタル技術を活用した新たな市場に注目集まる!

 放射線透過試験(RT:Radiographic Testing)は、エックス線やガンマ線などの放射線が物質を透過する性質と写真フィルムを感光させる性質を持つことを利用して、試験体の内部キズの状態や内部構造を調査する非破壊検査方法。
 放射線が被検査物を透過する現象と、写真フィルムを感光させる現象を利用して、対象物内部の状態を記録する。キズの状態・形状・寸法が視覚的に捉えやすく、非検査物の厚さに幅広く対応できるのが大きな特長。主にエレクトロニクス部品や自動車業界向けアルミダイカストの微小な欠陥、プラント配管等のキズ検出の他、衣類や食品内の異物混入検査など五輪の開催に向けて活況を帯びるセキュリティ業界でもRTが用いられている。
 自動車関連や各種プラントに加え、航空・宇宙関連、橋梁―等の「溶接部」や「鋳造品の検査」において適用されている。また、電子部品メーカーにおけるリチウムイオンバッテリー・携帯電話・車載用電子部品など回路基板の放射線検査では、マイクロフォーカスX線発生装置の適用が拡がっている。「微細化」及び「多層化」が進むプリント基板のハンダ接合部の非破壊検査においても3次元画像を取得できるCT装置が適用されている。(本文より)

 


・AIを活用した自動欠陥検出機能 「ADR」(※開発中)を発表!/富士フイルム

・世界最小・最軽量を実現!可搬性と使いやすさを追求した「非破壊X線検査装置」販売開始!/ポニー工業

・豊富なラインアップを活用した「ワンストップ・ソリューション」を推進!/トーレック

【業界動向】

・750℃以上の高温配管等の溶接部のオンライン監視システムを開発!次世代火力発電プラント等への適用目指す!/NEDO

・2月1日・2日ポリテクセンター兵庫で2019年度 UTレベル2(再認証)2次(実技)試験対策講習会開催!/近畿非破壊検査連合会

・CIW認定事業者数117社 '19年4月1日付認定から「種別変更(降格)」1社/日本溶接協会

【レーザ関連“特許出願公開速報”】2019年7月22日〜8月8日(公開分)

 


 

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