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検査&計測新報

2019年3月11日号〔No.470〕

 

【コンクリート探査特集】コンクリート点検にデジタルカメラやレーダー技術を活用したひび割れ検出法の適用進む!


 近年、道路や橋梁、トンネルなどの社会インフラの老朽化が問題となっており、これらの維持管理が喫緊の課題となっている。
 道路や橋梁などについて、建設後50年以上が経過する構造物の割合は、5年後に4割以上にまで達すると言われ,労働人口が減少する中、適切な維持管理を行っていく事が求められている。
 道路橋の床板や橋桁の架け替え等の工事では、塩害やアルカリ骨材反応に関する調査も課題となっている。特に塩害の場合、橋梁内部の鉄筋に腐食・膨張が生じ、コンクリートにひび割れが発生する事例が多数報告されている。この内部鉄筋の腐食を早期に発見し修繕できればひび割れの未然防止に繋がる。道路橋のメンテナンスについては、点検結果等から劣化・損傷の程度を見て今後の疲労現象を予測し余寿命診断する技術が求められている。
 こうした中、国土交通省は平成25年に、橋梁やトンネル、ダムをはじめとする社会資本の点検を強力に推進する取組みを始めた。
 道路トンネルは5年に1度の定期点検が義務付けられ、点検技術の効率化・精度向上が急務となっている。しかし、これらインフラ構造物の点検の場合、仮設足場や高所作業車等の重機によるアプローチが求められる現場も多く、予算面で足場を組む費用や工期の負担も拡大するため、新たな検査手法が求められていた。(本文より)

 


 

・壁面走行ロボット「NDIC CLIMBER」に「レーダー検査ユニット」開発!/非破壊検査
・ひび割れ点検の作業時間を大幅に短縮する社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」!/富士フイルム
・「CP120B/CP160B」などワンストップソリューションを実現する製品群が充実!/トーレック
・コンクリート構造物の内部劣化を的確に検出する「ソニックエスパー」好評!/アイレック技研
インタビュー120m先から幅0.2mmのひび割れ計測可能ひび割れ計測システム「シン・クモノス」開発!/クモノスコーポレーション
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・本社移転/エース・エンジニヤリング

【非破壊検査機器生産実績データ一覧表】(経済産業省調べ)


 

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