2019年6月24日号〔No.368〕
【容器管理システム特集】保安意識≠フ高まりを背景に導入拠点数/システム数ともに増加傾向で推移!
近年、高圧ガス関係行政の権限が都道府県≠ゥら政令指定都市の消防≠ヨと移譲され、立入検査・指導が厳格化される中、保安管理体制が全国的に強化されている。
このような中、ディーラー及びユーザーの間では、高圧ガス保安法(総則第95条)に定められた「容器授受記録簿」を遵守し、さらに人手不足に伴う省人化/高効率化も目的に、「保安管理システム」にも連動した最新の容器管理システムを導入するケースが拡大している。
容器管理システムの最大の需要先は、メーカーから仕入れた高圧ガス容器をユーザーごとに管理することが法律で義務付けられている高圧ガス販売事業者(ディーラー)。
近年は、製鉄所やガス工場をはじめとする大手企業における事故が多発する中、大手ユーザーの間では、自社内のすべての高圧ガス容器が「いつ・どこで・誰に・どのように使用されたか」を一元管理する“保安管理”のための手段として、同システムを導入するケースも増加している。
また、(一社)全国高圧ガス溶材組合連合会(=全溶連)を中心に展開される“商慣行改善推進”の機運の高まりも、高圧ガス容器管理システムの導入促進を支えている。(本文より)
・容器・販売管理システム「溶助くん」好評!カスタマイズによる機能アップと品揃えを/大陽日酸ガス&ウェルディング
・高圧ガス保安と販売管理を両立する「瓶豪」+「瓶豪PRO」が好評!/岩谷産業
・RFタグの装着容器13万本達成!技術連絡会で充填ロス削減の対策に取り組む!/エア・ウォーター
・「高圧ガス保安法における法令順守」を基本理念に最適なシステムを提供する!/アシスト・ワン
・充実の販売管理・容器管理機能により業務効率の大幅改善に貢献!ニューマネジメントシステム
【業界動向】
・愛知県内に燃料自動車用の水素ステーションを相次いで開設!/重要人事異動/日本エア・リキード
・登記上の本店所在地を大阪市に変更/エア・ウォーター
【溶接・各種接合・切断・高圧ガス・メカトロ“特許出願公開速報”】
2019年3月7日〜3月14日(公開分)
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