2016年10月17日号[No.441]
【検査施工の現状と今後】
一進一退の景況が続く検査業界―
老朽インフラの「予防保全・維持管理」と
新たなソリューションに期待!
2016年9月現在の非破壊検査施工業界の市場規模は、検査施工会社全体の売上高としておよそ1,900億円を若干下回る(前年同期比で微減)と推定される。造船、重機の新規需要の低迷に加え、原油価格の下落や石油精製量の減少によるプラント稼動率の低下等で検査施工物件数は若干
伸び悩んでいるのが実状だ。
こうした中、(一社)日本非破壊検査工業会では、鋼橋やコンクリート構造物など、社会資本の「維持管理・予防保全」を図るため、構造物に対する点検・診断などを実施できる資格認証制度「インフラ調査士」が昨年度からスタートした。同制度は国内の膨大な数の老朽インフラを新たな検査市場と捉え、新規開拓への足がかりとするのが狙い。東京を中心とした関東地方では「ストック点検」と呼ばれる鋼製橋梁への目視検査において同資格の適用実績が増えつつある。2020年の東京オリンピックに向け、首都高速道路をはじめとする老朽インフラへの適用工事の拡充がこれから本格化すると予測される。
・インタビュー
明日を担う次世代の人材に向けた魅力ある
非破壊検査業界≠目指した活動を推進!
―(一社)CIW検査業協会
会 長 逸見 俊一氏に聞く―
・インタビュー
最新技術の導入加速させ
検査需要を創出する取組みを強化!
―非破壊検査
代表取締役社長 山口 多賀幸氏に聞く―
・インタビュー
技術力向上を大前提に、検査を通じて
社会の安心・安全に貢献し続ける!
―潟Vーエックスアール
代表取締役社長 小早川 孝氏に聞く―
・新社長インタビュー
検査・調査業務に続く
第3の事業の柱の創造を目指す!
―東洋検査工業
代表取締役社長 森本 量也氏に聞く―
・新社長インタビュー
人材教育による「次世代の育成」で
更なる50年を目指して!
―椛蛹
代表取締役社長 花川 雅之氏に聞く―
・兵庫県で「非破壊検査」が
入札項目に!
―携帯型渦流探傷器の精度向上・
外販への取組み加速!―
兵庫県非破壊検査連合会
・経験豊かな技術で安全・
確実なプラント検査を実施
テクニカルエンド
インスペクションサービス
・検査施工の現場で
高品質・高信頼性の「KGK製」
各種探触子好評 !
検査技術研究所
【検査&計測 業界動向】
・第13回 「明日を担う次世代のための
非破壊検査セミナー」を
佐賀県で開催!
・限定資格MY2、PD2への
書き替え追加実施の案内
日本非破壊検査協会 認証事業本部
・平成28年度「9月例会兼経営交流会」開催 !
ISO9001改訂に伴う
移行手順と有効活用について
日本非破壊検査工業会 関西支部
・「JIMA2016」閉幕
3日間で前回を上回る
1万2477人が来場!
主催・日本検査機器工業会
・SUSタンク底板割れ連続測定装置
「HawkEye」適用拡大!
テステックス・ジャパン
【ハンダ付・ろう付関連
“特許”出願公開速報】
2016年3月3日〜5月16日(公開分)
 
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